レンズ交換式カメラの国内出荷台数が45.1%増に

〜CIPA2010年3月統計より

 一般社団法人カメラ映像機器工業会(CIPA)は、2010年3月のデジタルカメラ、交換レンズ、フォトプリンターの生産出荷統計を発表した。

 デジタルカメラ全体の生産実績は、1,082万6,105台(前年同月比159.7%、以下同)、金額ベースで1,163億8,795万2,000円(125.7%)。

 このうち国内出荷は、98万6,602台(102.6%)、201億2,200万4,000円(96.3%)。内訳は、レンズ一体型が85万2,746台(98.1%)、141億3,583万5,000円(85.3%)。レンズ交換式一眼レフタイプが13万3,856台(145.1%)、59億8,616万9,000円(138.4%)。前月に続き、レンズ交換式一眼レフタイプの伸びが著しい。

 日本向け以外の出荷は1,020万3,611台(151.8%)、1,303億8,582万1,000円(135.8%)。

 一眼レフ用交換レンズの生産実績は、全体で148万1,002個(166.1%)、202億7,507万5,000円(166.8%)。そのうち国内出荷は、35mm用レンズが3万9,082個(113.5%)、17億1,011万4,000円(135.6%)。デジタル専用レンズは20万2,978個(141.0%)、315億65万2,000円(128.2%)。

 民生用A4未満フォトプリンターの国内出荷は1万274台(20.1%)、9,192万2,000円(21.6%)。



(本誌:折本幸治)

2010/4/28 14:38