ジャングル、マルチコアCPU対応の写真管理・編集ソフト「Zoner Photo Studio 12」


 ジャングルは、写真管理・編集ソフト「Zoner Photo Studio 12」を4月22日に発売する。価格は「Zoner Photo Studio 12 Professional」が1万290円、「Zoner Photo Studio 12 Home」が6,980円。対応OSはWindows XP/Vista/7。

Zoner Photo Studio 12 ProfessionalZoner Photo Studio 12 Home

 画像の管理、レタッチ機能を備える統合画像ソフト。Professional版では、1~3枚のRAWもしくはJPEG画像からのHDR(ハイダイナミックレンジ)画像作成、パノラマ画像作成、2枚の画像から3D写真作成などの機能も搭載する。

 バージョン12よりUIを黒ベースとし、メインのインターフェースは「マネージャ」、「ビューア」、「エディタ」、「RAW」の4つで構成し、タブ切り替えが行なえるようになった。マネージャは、従来の「ブラウザ」と同様に、ファイルブラウザや画像情報の表示を行なう画面。キーワードや撮影情報での絞り込みも可能。

マネージャの画面エディタの画面

 また、RAW現像のアルゴリズムを変更。マルチコアに対応し、処理能力が向上したという。パノラマ合成もアルゴリズムを変更し、より簡単で正確なスティッチングが可能になったとしている。パノラマ画像のHDR化も可能。

 エディタの新機能「画像変形」は、自由変形のほかに「回転」、「傾き」、「歪み」、「遠近補正」の変形を適用できるようになった。

パノラマ合成を行なっているところ

 Professional版とHome版の主な違いは、RAWファイルや16bitカラーチャンネルへの対応可否と、HDR合成、トーンカーブ編集、ノイズ低減、樽型歪曲/糸巻型歪曲補正、アンチヴィネット、グレンエフェクト、ソフトフォーカス、画像比較、CD/DVDライディングなどの機能の有無。



(本誌:鈴木誠)

2010/3/25 19:35