富士フイルム、実売1万7,000円の「シーンぴったりナビ」搭載機
富士フイルムは、シーン自動認識機能などを搭載したコンパクトデジタルカメラ「FinePix J30」と「A220」を8月22日に発売する。価格はともにオープンプライス。店頭予想価格はいずれも1万7,000円前後の見込み。カラーはFinePix J30がシルバーとブラック、A220がシルバー。
FinePix J30(シルバー) | FinePix J30(ブラック) |
A220 |
ともに、同社コンパクトデジタルカメラのエントリークラスに当たる製品。両機で撮像素子、レンズ、液晶モニター、自動シーン認識、顔検出など主な機能は共通。大きな機能の違いはFinePix J30がリチウムイオン充電池を、A220が単3電池×2本を採用する点。またFinePix J30は、300万画素相当でISO3200の撮影に対応するほか、厚みを20mmに抑えた。A220の最高感度はISO1600。
自動シーン認識機能「シーンぴったりナビSRオート」は、カメラが人物やシーンの状況を判断し、ピント、露出、感度などを自動で設定。人物、夜景、風景、マクロ、夜景&人物、逆光&人物のいずれかのシーンモードで撮影できる。また、人物の顔を検出して、ピントや露出を最適に合わせる顔検出機能「顔キレイナビ」も実装した。3コマまでの写真を自動で合成してパノラマ写真を作成する機能も備える。
FinePix J30(シルバー) | FinePix J30(シルバー) |
FinePix J30(シルバー) |
FinePix J30(ブラック) | FinePix J30(ブラック) |
FinePix J30(ブラック) |
ともに撮像素子は1/2.3型有効1,220万画素CCD。最大記録解像度は4,000×3,000ピクセル。最大640×480ピクセル、30fpsの動画撮影も可能。感度はISO100~1600。レンズは35mm判換算の焦点距離32~96mm、F2.9~5.2の3倍ズーム。
液晶モニターは約23万ドットの2.7型TFT。記録メディアスロットはSDHC/SDメモリーカードに対応する。
FinePix J30は、本体サイズ92×20×55.9mm(幅×奥行き×高さ)。重量約113g(本体のみ)、約130g(バッテリーと記録メディアを含む)。CIPA準拠の撮影可能枚数は約165枚。
A220は、本体サイズ93×21.9×60mm(幅×奥行き×高さ)。重量約120g(本体のみ)、約170g(バッテリーと記録メディアを含む)。CIPA準拠の撮影可能枚数は約120枚。
A220 | A220 |
A220 |
■ニュースリリース(FinePix J30)
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0307.html
■ニュースリリース(A220)
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0308.html
2009/7/22 14:04