エグゼモード、防水機能付きのアグファ「OPTIMA 830UW」


 エグゼモードは、防水・耐衝撃性能を備えたコンパクトデジタルカメラ「AGFAPHOTO OPTIMA 830UW」を6月26日に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は2万9,800円前後の見込み。

 「アグファフォト」ブランドを冠するデジタルカメラ。これまでベーシックなモデルが多かったアグファフォトのデジタルカメラだが、本機は水深10mまでの水中撮影や、耐落下衝撃1mの耐衝撃性能を備えるのが特徴。

AGFAPHOTO OPTIMA 830UW背面

 撮像素子は有効800万画素の1/2.5型CCD。最高感度はISO1600相当。640×480ピクセルでのMotion JPEG動画も記録できる。

 レンズは焦点距離38〜114mm相当/F3.5〜4.5の光学3倍ズーム。マクロモード時の最短撮影距離は、広角端が1cm、望遠端が40cm。

 顔検出機能や笑顔撮影機能を搭載。また、ホワイトバランスには「オート」、「晴れ」、「白熱灯」などに加え、「海の青」、「海の緑」、「湖」が利用できる。

 外部メディアとして、SDHC/SDメモリーカードに対応。内蔵32MBメモリーも備える。ストレージクラスに対応し、Webカメラ機能も搭載する。

 電源は専用リチウムイオン充電池。CIPA準拠で約128コマの撮影が行なえる。

 本体サイズは95×20.5×59.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約160g(電池、付属品除く)。

 フィルムおよびカメラブランドとして隆盛を誇ったアグファフォト(アグファゲバルトのコンシューマー向けイメージング部門)は2005年に破産。破産当時はミニラボ、デジタルカメラ用のメモリーカード、オンラインプリントサービスを展開していた。

 その後、コンパクトデジタルカメラを中心としたブランド名のみが欧州で復活。エグゼモードは現アグファフォト製品の国内総輸入代理店であり、OPTIMA(オプティマ、オプチマ)は旧アグファフォトの35mmコンパクトカメラにおけるシリーズ名として知られる。



(本誌:折本幸治)

2009/6/18 17:03