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工具なしで光軸調整ができる口径210mmのニュートン式反射望遠鏡
2026年10月9日 11:04
株式会社サイトロンジャパンは、天体撮影向けのニュートン式反射望遠鏡「Askar N210」を10月9日(金)に発売する。
口径210mmの放物面主鏡を搭載し、焦点距離756mm・F3.6の光学系を採用したニュートン式反射望遠鏡。付属の0.95倍補正レンズにより、ニュートン式特有のコマ収差を補正。使用時には焦点距離714mm・F3.4となり、短い露出時間でも淡い星雲の描写に十分な光量が得られるという。
7月28日(火)に発売したニュートン式反射望遠鏡「Askar N160」と比べ、集光面積は約78%大きく、淡い天体の撮影に適しているという。
主鏡・副鏡には熱膨張係数の小さいホウケイ酸ガラスを採用。鏡面には増反射アルミコーティングを施した。
イメージサークルは直径28mmで、APS-Cサイズのセンサーに対応。短径71mmの斜鏡により、センサーの周辺まで十分な光量を確保する。
鏡筒には軽量で剛性が高く、熱膨張の影響を受けにくいカーボンファイバーを採用した。内面には迷光を抑える植毛紙を貼り付けている。
フォーカサーは減速機構付きのラックアンドピニオン式デュアルスピードタイプ。サードパーティ製の電動フォーカサーの取り付けにも対応する。
主鏡には周囲から均等に支える専用の支持構造を採用。子午線反転などで鏡筒の姿勢が変わる際の安定性を確保した。主鏡セルには高さ調整ノブと固定ノブを各3個備え、工具を使わずに光軸を調整できる。
副鏡を支えるスパイダー(支持部材)は、大口径向けに新設計した一体型。基部の光軸調整ネジにより、角度調整にも対応する。また、周囲には迷光を抑える黒色のナイロン製カバーを装備する。スパイダー先端にはM4ネジ穴を4カ所備え、別売の露よけカバーなどを取り付けられる。
ハンドルにはファインダーベーススロットを備え、アクセサリーが装着可能。鏡筒バンドは大型の固定ノブを採用し、工具を使わずに着脱できる。鏡筒下部には、長さ400mmのドブテイルプレートが付属する。
バックフォーカスは、M48ネジ端面から55mm。バックフォーカスの微調整用に、厚さ0.1mm、0.2mm、0.3mmのステンレス製シムが各2枚付属する。
- 口径:210mm
- 焦点距離:756mm(補正レンズ未使用時)、714mm(補正レンズ使用時)
- 口径比:F3.6(補正レンズ未使用時)、F3.4(補正レンズ使用時)
- 光学系:ニュートン式反射(放物面主鏡)
- 補正レンズ:0.95倍、3枚構成エアスペース設計
- イメージサークル:直径28mm(APS-Cサイズ対応)
- 副鏡短径:71mm
- 鏡筒外径:264mm
- バックフォーカス:55mm(M48ネジ端面から)
- カメラ取付アダプター:M48
- フォーカサー:デュアルスピードラックアンドピニオン式
- フォーカサー繰り出し量:25mm
- ドブテイルプレート長:400mm
- 全長:640mm
- 重量:7.9kg(鏡筒のみ)、9.8kg(ハンドル・鏡筒バンド・ドブテイルプレート・補正レンズを含む)
- 補正レンズ重量:0.22kg
- 価格:26万円前後






