ニュース

キヤノン、世界最望遠1,200mmの「CINE-SERVOレンズ」

RFマウントモデルは「デュアルピクセルCMOS AF」に対応

キヤノン株式会社は4月16日(木)、シネマレンズ「CINE-SERVOレンズ」シリーズの新製品として、世界最望遠となる焦点距離1,200mmを実現した「CN30×40 IAS J/R1」(RFマウント)および「CN30×40 IAS J/P1」(PLマウント)を発表した。発売は9月下旬。価格はオープン。

大判センサー搭載カメラ向けのサーボ付きズームレンズにおいて、世界最望遠となる焦点距離1,200mmを実現した30倍ズームレンズ。8Kカメラに対応する高い光学性能を備え、動物、スポーツ、コンサート、自然撮影など、幅広い映像制作現場での活用を見込む。

広角端は40mm。内蔵の1.5倍エクステンダーを使用することで、ズーム域を60-1,800mmに切り替えられるほか、35mmフルサイズセンサーにも対応する。

大幅な高倍率化を図りつつ、可搬性との両立も実現。PLマウントモデルで全長約405.2mm、質量約6.6kg(ドライブユニット込み)と、20倍ズームの従来機種「CN20×50 IAS」(2015年発売)とほぼ同等のサイズ感を維持している。

RFマウントモデルは、RFマウント通信システムにより同シリーズで初めて「デュアルピクセルCMOS AF」およびフォーカスガイド機能に対応した。さらにシネマカメラ「EOS C400」との組み合わせでは、ズーム時の光量低下を補正する「自動露出ランピング補正」も利用可能となる(8月のアップデートで対応)。

ドライブユニットも新開発されており、汎用性の高いUSB Type-C端子を搭載。外部電源を接続することで、ズームやフォーカスのサーボ速度をさらに高速化できるとしている。

CINE-SERVOレンズは、大判センサーを搭載したカメラに対応する、ドライブユニットを標準装備したレンズシリーズ。現行製品として広角域から望遠域までそれぞれ異なる焦点域をカバーするズームレンズがラインアップされている。デジタルシネマの標準であるPLマウントに加え、EFマウント、RFマウントを展開している。

「CINE-SERVOレンズ」シリーズ
本誌:宮本義朗