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天神大牟田線の「サイクルトレイン」が自転車NAVITIMEと連携

西日本鉄道株式会社と株式会社ナビタイムジャパンは、天神大牟田線の「サイクルトレイン」と自転車専用ナビゲーションアプリ「自転車NAVITIME」の連携を11月6日(木)に開始した。

西鉄天神大牟田線の「サイクルトレイン」は自転車を折りたたまずにそのまま車内に持ち込めるというもので、西鉄福岡(天神)駅~大牟田駅間を2022年3月から運航。アプリを活用した予約・自転車台数管理・決済システムも導入している。

一方の「自転車NAVITIME」は、サイクリング向けのルート検索や音声案内が可能な自転車専用のナビゲーションアプリ。走行ルート、距離、消費カロリーといった走行ログの記録など、幅広くサイクリングをサポートする機能を備える。

今回のコラボレーションにより、自転車NAVITIMEの地図上でサイクルトレインの運航路線情報を確認できるようになった。運行路線上の電車アイコンをタップすると、サイクルトレインの利用可能な時間帯、料金、予約方法、車両への自転車持ち込み条件などが表示される。

これにより、自身が検索した自転車ルートと、利用できるサイクルトレインの駅や路線の位置関係をひと目で把握できるようになり、移動計画の自由度が高まるとしている。例えば自転車を活用した撮影行にも活用できそうだ。

両社は今後、サイクルトレインを行程に組み込んだコースの作成など、アプリの利便性を向上してくという。

なお、ナビタイムジャパンは今回の取り組みを第一弾と位置付けており、サイクルトレインの対応エリアの拡大や、「サイクルバス」の情報の掲載も目指すとしている。

サービスイメージ
本誌:宮本義朗