ニュース
ソニー「α6700」ファームウェアがVer.2.00に更新
カメラから「Creators' Cloud」への直接アップロードが可能に
2025年6月11日 11:49
ソニーは6月10日(火)、ミラーレスカメラ「α6700」の最新ファームウェアを公開した。主に、スマートフォンアプリ「Creator's App」との連携を強化している。
バージョン番号は2.00。大きなアップデートとしては、スマートフォンなどを介さず、カメラから画像を直接「Creators' Cloud」にアップロードできるようになった。また、スマートフォンへの画像・映像を転送しているときに新たに撮影ができたり、転送の再開・中断も可能になっている。いずれも最新の「Creator's App」Ver.2.9.0以降で利用可能。
その他、動作安定性の向上や、ユーザーLUT使用時の画質向上などが含まれている。
「α6700」は、APS-Cサイズ相当の有効約2,600万画素CMOSイメージセンサーを搭載するミラーレスカメラ。Eマウントのレンズを使用可能。35mmフルサイズのイメージセンサーを採用する上位機種と同じく、画像処理エンジン「BIONZ XR」や「AIプロセッシングユニット」などを搭載する。発売は2023年7月。
- 1つのフォルダー番号に記録できる画像が最大9,999枚になりました。
- ユーザーLUT使用時の画質を向上しました。
- Wi-Fiの電波強度が表示されるようになりました。
- カメラの最新ソフトウェアがある場合に通知が表示されるようになりました。
- 撮影済の映像をスマートフォンやタブレットに転送している間に、新たな撮影ができるようになりました。
- スマートフォンやタブレットへの転送を途中で中断しても再開が可能になりました。
- スマートフォンやタブレットへ転送していない差分のみ転送したり、転送中に転送する映像を追加できるようになりました。
- カメラの画像を直接Creators' Cloudにアップロードできるようになりました。
- 「WPA」、「WEP」機能に非対応となりました。Wi-Fi接続時に「WPA」、「WEP」の選択ができなくなりました。今後はよりセキュリティ強度の高い「WPA2」または「WPA3」をお使いください。
- 動作安定性を改善しました。
【2025年6月25日】初出時にバージョン番号を3.00としていましたが、正しくは2.00になります。お詫びして訂正いたします。