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「RICOH THETA S」アプリが動画トリムに対応

Facebookなどへの直接投稿も可能に

リコーは11月30日、全天球カメラ「RICOH THETA S」用アプリの最新版を公開した。バージョン番号は1.2.0。新たに全天球動画をアプリ内でトリミングし、他アプリに共有できるようになった。

動画再生画面のえんぴつメニュー「トリム」が追加され、始点・終点をそれぞれ設定して新しい動画ファイルとして保存できるようになった。新規保存した動画は「アプリ」のアルバムに加わり、THETA Sから転送した動画と同様に扱えるようになる。

具体的な更新内容は次の通り(引用)。

iOS版の新機能

  • 動画を他アプリへ共有することができるようになりました。
  • 動画のトリミングができるようになりました。
  • VRビューで表示のブレを改善しました。

RICOH THETA S(App Store)

Android版の新機能

  • 動画を他アプリへ共有する前に動画のトリミングができるようになりました。
  • 既存のNexus 5、Nexus 6に加えて、以下の端末で動画共有が可能になりました。
    Nexus 4(AndroidOS 4.3 以上)、Nexus 5X、Nexus 6P、Nexus 9、Xperia Z(AndroidOS 4.3以上)、Xperia Z4、Galaxy S6、Galaxy S6 edge
    ※出荷時期の違いやキャリアの違いにより上記の端末であっても動作しない場合があります。

RICOH THETA S(Google Play)

THETA Sで撮影した動画はカメラロール(iOSの場合、以下同)に転送・保存されるが、写真アプリでその動画をトリミングした場合、Facebookアプリから編集後の動画をアップロードしても360度動画としてタイムラインに表示されなかった。今回の機能追加を試してみたところ、全天球動画をTHETA Sアプリからトリム編集・投稿すれば、360度動画としてタイムラインに表示されるようになった。

RICOH THETA Sは、ワンショットで全天球映像を撮影できるカメラ。これまでのモデルに比べ、高画質・高機能化したバージョンという位置付け。発売は2015年10月。実勢価格は税込4万2,800円前後。

(本誌:鈴木誠)