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RICOH THETAの全天球動画がYouTube対応

YouTubeアプリやChrome上で再生可能に

リコーは3月16日、全天球カメラ「RICOH THETA m15」で撮影した動画を、YouTube上で360度の全方位動画として公開できるようになったと告知した。

YouTubeが「360度の全方位動画」を投稿可能になったことに関連する発表。同日公開された「RICOH THETA for Windows/Mac バージョン1.10.0」でMP4変換した動画をアップロードすると、画面のドラッグ操作などで見る方角を変えながら再生できる。

RICOH THETA for Windows/Mac バージョン1.10.0の変更内容

  • RICOH THETA for Windows/Macで変換した全天球動画ファイルが、YouTubeの360度の全方位動画に対応しました。RICOH THETA for Windows /Mac(『バージョン 1.10.0』以上)で変換したMP4ファイルをYouTubeにアップロードすると、PCやAndroidのYouTubeアプリでYouTube上の全天球動画を動かして楽しむことができます。

全方位の再生を楽しむには、WebブラウザのChromeでYouTube.comや埋め込み動画を再生するか、Android向けのYouTubeアプリで開く。iOSも近日対応予定としている。

リコーによるサンプル動画

これまでTHETAの全天球動画をSNS共有する場合は、ファイル容量に制限があり最長10秒程度に限られていたが、YouTubeアップの場合は容量制限なく投稿できるようになった。

RICOH THETAは、ワンショットで全天球イメージを撮影できるカメラ。スマートフォンアプリと連携して画像の閲覧・編集・共有ができる。2014年11月発売の最新モデルm15で動画撮影にも対応した。実勢価格は税込3万4,700円前後。

(本誌:鈴木誠)