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パナソニック、EVF搭載で30倍ズームのLUMIX TZ70
高感度画質を改善 自分撮りモデルも
Reported by 本誌:武石修(2015/1/20 15:06)
パナソニックは、高倍率ズームレンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ「LUMIX DMC-TZ70」と「LUMIX DMC-TZ57」を2月13日に発売する。価格はオープンプライス。
LUMIX DMC-TZ70
2014年3月に発売した「LUMIX DMC-TZ60」の後継モデル。引き続き35mm判換算での焦点距離24-720mm相当F3.3-6.4の30倍ズームを搭載する。店頭予想価格は税別4万4,500前後の見込み。カラーはシルバーのみ。
撮像素子は1/2.3型有効1,210万画素MOS高感度MOSセンサー。従来モデルの1,810万画素センサーから画素数を減らすことで、セルサイズを約1.5倍に拡大。画像処理エンジンの進化と合わせて高感度画質を改善したという。最高感度はISO6400。RAW記録にも対応する。
約116万ドット相当の0.2型EVF(フィールドシーケンシャル方式)を搭載する。液晶モニターは約104万ドットの3型。
光学式と電子式の補正でブレを防ぐ「5軸ハイブリッド手ブレ補正」機能も装備した。
カメラを構えたままで設定が変えられるコントロールリングも備える。
NFC対応のWi-Fi機能も利用できる。60pのフルHD動画撮影などに対応する。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。
電源はリチウムイオン充電池。撮影可能枚数は約300枚。
外形寸法は110.7×64.6×34.4mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約243g。
LUMIX DMC-TZ57
35mm判換算での焦点距離24-480mm相当F3.3-6.4の20倍ズームを搭載したモデル。店頭予想価格は税別3万1,500円前後の見込み。ブラウンとホワイトを用意する。
2014年3月に発売した「LUMIX DMC-TZ55」の後継モデル。新たに前方に向けられる液晶モニターを搭載。片目を閉じるだけでシャッターが切れる「ウィンクシャッター」機能と併せて自分撮りがしやすくなった。人物の肌を滑らかにするモードも搭載する。
撮像素子は1/2.33型の有効1,600万画素高感度MOSセンサー。最高感度はISO3200。高感度モード時はISO6400までの撮影が可能。
EVFは非搭載。液晶モニターは約104万ドットの3型。
Wi-Fi機能は搭載するがNFC機能には対応していない。30pのフルHD動画に対応する。
記録メディアはSDXC/SDHC/SDカード。電源はリチウムイオン充電池。撮影可能枚数は約350枚。外形寸法は107.9×59.9×32.1mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約249g
【2015年1月27日】記事初出時「画素数を減らすことで、セルサイズを約1.66倍に拡大」とあった部分は「画素数を減らすことで、セルサイズを約1.5倍に拡大」の誤りでした。