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ケンコー、解像力を高めた「テレプラスHD」キヤノン用
光学系を一新 EF-Sレンズにも新対応
Reported by 本誌：武石修（2014/12/19 12:43）
ケンコー・トキナーは、ケンコーブランドのテレコンバーター「テレプラス HD 1.4X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」および「テレプラス HD 2X DGX キヤノンEOS EF/EF-S」を12月20日に発売する。価格は1.4Xが税別2万3,000円、2Xが同2万8,000円。
従来の「1.4Xテレプラス MC4 DGX-E キヤノンEOS用」、「2X テレプラス MC7 DGX-E キヤノンEOS用」の後継モデル。新たにHDシリーズの名称でラインナップする。
光学系を新設計することで、特に高画素デジタル一眼レフカメラでの性能向上を目指した。解像力は1.4Xで従来比150％、2Xで同180％アップしたという。
また従来はEFレンズのみの対応だったが、新たにEF-Sレンズの装着も可能となった。
テレプラスを装着した状態でF5.6以下でAFが動作するが、EF 50mm F1.8のみMFとなる。また、EOS-1D Xでは使用できない。
テレプラスは、レンズとボディの間に装着することで焦点距離を1.4倍または2倍にできるアクセサリー。レンズの開放F値は1.4Xで約1段、2Xモデルで2段暗くなる。
1.4Xは2群3枚構成、外形寸法は68×18mm、重量は111g。2Xは4群5枚構成、外形寸法は68×35.9mm、重量は168g。