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ニコンD810とD750の最新ファームウェアが公開

画像表示やクリップオンストロボ使用時の不具合を修正

 ニコンは12月17日、「D810」および「D750」の最新ファームウェアを公開した。

D810
D750

 更新内容とバージョン番号は以下の通り(引用)。

D810(C:Ver.1.02)

  • 撮影直後の画像再生において、メモリーカードアクセスランプ点灯中に拡大表示をすると、画像が正常に表示されないことがある現象を修正しました。
  • 4K対応のテレビに HDMI 接続してメニュー表示等を行った場合、カメラの液晶モニターおよびテレビに正しく表示されない現象を修正しました。
  • [カスタムメニュー] > [d1:電子音設定] > [電子音なし] 以外にした際に聞こえることがあるノイズを低減しました。

D750(C:Ver.1.01)

  • 外付けスピードライト使用時に、[静止画撮影メニュー] > [ISO感度設定] > [感度自動制御] > [する] にしてFP発光させて撮影すると、撮影条件により露出がオーバーになることがある現象を修正しました。(FP発光の設定:カスタムメニュー[e1:フラッシュ撮影同調速度] の [1/200秒(オートFP)] または [1/250秒(オートFP)]を選択する)
  • 4K対応のテレビに HDMI 接続してメニュー表示等を行った場合、カメラの液晶モニターおよびテレビに正しく表示されない現象を修正しました。
  • [カスタムメニュー] > [d1:電子音設定] > [電子音なし] 以外にした際に聞こえることがあるノイズを低減しました。

 D810は、FXフォーマット(35mmフルサイズ相当)の有効3,635万画素CMOSセンサーを搭載するデジタル一眼レフカメラ。光学ローパスフィルターは非搭載。発売は7月17日。ボディの実勢価格は税込33万5,060円前後。

 D750は、FXフォーマット機として初めて可動式液晶モニターを搭載したデジタル一眼レフカメラ。撮像素子は有効2,432万画素CMOSセンサー。発売は9月25日。ボディの実勢価格は22万7,200円前後。

(本誌:武石修)