キヤノン、手ブレ補正を強化した薄型8倍ズームコンパクト

　キヤノンは、8倍ズームを搭載した薄型コンパクトデジタルカメラ「IXY 130」を8月7日に発売する。価格はオープンプライス。キヤノンオンラインショップでの価格は税別1万1,800円。レッドとグレーを用意する。

　2月に発売した「IXY 120」の後継モデルで、IXYシリーズのローエンドに当たる。新たに、撮影状況に応じて最適な手ブレ補正効果が得られる「マルチシーンIS」（レンズシフト式）を搭載。従来機より手ブレ補正効果を向上させた。

　撮像素子は、従来機と同じ1/2.3型有効1,600万画素CCDセンサー。最高感度はISO1600。画像処理エンジンはDIGIC 4+。

　レンズも35mm判換算での焦点距離28-224mm相当F3.2-6.9の8倍ズームレンズを引き継いだ。画像処理を活用する「プログレッシブファインズーム」を搭載し、約16倍までのデジタルズーム領域でも高い解像感を保つという。

　シーン認識機能「こだわりオート」を搭載。設定や操作のガイドを表示するヘルプボタンも備える。

　1,280×720（25fps）などの動画も撮影可能。

　液晶モニターは約23万ドットの2.7型。記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。電源はリチウムイオン充電池「NB-11L」。

　外形寸法は95.2×54.3×22.1mm、バッテリーと記録メディアを含む重量は約130g。