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「OLYMPUS OM-D E-M1」の最新ファームウェアが公開

低振動モードに0秒を追加。外部マイク使用時の機能拡張も

 オリンパスは3月31日、「OLYMPUS OM-D E-M1」の最新ファームウェアを公開した。外部マイク使用時のダイナミックレンジ拡張や、低振動モードの0秒設定を追加した。

 同社は2月のCP+2014において、録音レベル設定の機能向上ファームウェアについて予告。音割れなどを防げるようになると告知していた。

 詳しい変更内容は次の通り(引用)。

Ver.1.3の変更内容

  • 外部マイクを使用した際のダイナミックレンジを拡張しました。これに伴い録音レベル調整を21段階に調整できるようにしました。
  • 入力リミッターをON/OFFする機能を追加しました。
     * ONの場合、マイクから入力される音が一定のレベルより大きいとき、自動的に音量を制限します。
  • 低振動モードに0秒を追加しました。
  • ライブビューのフレームレートを [高速] に設定した時のカメラの安定性を改善しました。

 低振動モードは、同社ミラーレスカメラにおいてライブビューから露光に移る際のシャッター動作によるブレを防ぐモード。同社一眼レフの同モードは、いわゆるミラーアップ撮影を指していた。これまでE-M1の同モードでは、シャッターボタン全押し後2秒の設定が最短だった。

 OM-D E-M1は、同社フラッグシップに位置するマイクロフォーサーズカメラ。約236万ドットのEVF、Wi-Fi機能、防塵防滴機構などを採用した。発売は2013年10月。実勢価格はE-M1ボディー(ボディーキャップレンズBCL-1580が付属)が税込13万3,600円前後。

(本誌:鈴木誠)