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ニコン、世界地図内蔵の30倍ズームコンパクト「COOLPIX S9700」

 ニコンは、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S9700」を2月27日に発売する。カラーはプレシャスブラック、エレガントホワイト、ヴェルヴェットレッドの3色。店頭価格は4万3,000円前後の見込み。

プレシャスブラック
エレガントホワイト
ヴェルヴェットレッド

 2013年2月発売の「COOLPIX S9500」に対し、ズーム比を22倍から30倍に高めたほか、GPS機能に世界地図データやランドマーク名の表示機能を追加したモデル。Wi-Fi機能を引き続き備える。

 レンズは35mm判換算25-750mm相当F3.7-6.4の30倍ズーム。

 撮像素子は有効1,605万画素の1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。最高感度はISO6400。露出モードはP/A/S/Mを利用可能。

 GPS機能では、内蔵の世界地図も利用可能。背面の地図ボタンで撮影場所の記録を確認可能。測位の時間短縮や精度向上のためA-GPSおよびGLONASSに対応する。電子コンパス、ログ記録機能、地名情報POI表示機能を備える。

 背面モニターは3型約92万ドットの有機EL。

 記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。内蔵メモリーは約329MB。

 バッテリーはリチウムイオン充電池「EN-EL21」。撮影可能枚数は約300枚。

 外形寸法は約109.6×63.5×34.5mm。記録メディアとバッテリーを含む重量は約232g。

(本誌:鈴木誠)