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光学30倍ズーム+バリアングル液晶の「COOLPIX S9900」など

COOLPIX S9900

株式会社ニコンイメージングジャパンは、コンパクトデジタルカメラの新製品「COOLPIX S9900」「COOPIX S7000」「COOLPIX S2900」を2月26日に発売する。

COOLPIX S9900

COOLPIX Sシリーズの最上位モデルで、光学30倍ズームレンズやバリアングル液晶モニターを備える。

価格はオープン。店頭予想価格は4万円前後の見込み。

カラーはブラックとシルバー。

「COOLPIX S9700」(2014年2月7日発売)の後継機種で、今回から背面モニターがバリアングル式になった。RGWB方式の3型約92万ドット液晶パネルを採用する。

一定間隔で自動撮影した写真をつないで早送り動画にする「タイムラプス動画」を搭載。短い動画をカメラが自動的につなぎ合わせる機能「ショートムービーショー」も利用可能。

Wi-Fi機能はNFC対応になった。

その他の主な仕様は前モデルを踏襲。

撮像素子は有効1,605万画素の1/2.3型CMOSセンサー。

レンズは35mm判換算25-750mm相当F3.7-6.4の30倍ズーム。レンズシフト式の手ブレ補正機能を備える。

MPEG-4 AVC形式での1080/30pのフルHD動画記録も可能。

対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

本体に世界地図を内蔵するのも特徴。GPS、GLONASS、QZSSによる位置情報にも対応する。

P/A/S/Mの露出モードも装備する。新たに、上面右手側にコマンドダイヤルを搭載した。

電源はリチウムイオン充電池のEN-EL12。撮影可能枚数は約300枚。

外観は、撮影モードダイヤルやグリップ部を強調したカメラらしいスタイリングに変化している。

外形寸法は約112×66×39.5mm。質量は約289g(電池・SDメモリーカード含む)。

COOPIX S7000

軽さとスリムさを誇るモデルで、ニコンによると世界最軽量の光学20倍ズームモデルという。

価格はオープン。店頭予想価格は2万8,000円前後の見込み。

カラーはゴールド、ブラック、ホワイト。

同時発表のCOOLPIX S9900と同様、タイムラプス動画、ショートムビーショー、NFC対応Wi-Fi接続といった機能を備える。また、ベストフェイスモードが強化され、メイクアップ効果、笑顔自動シャッター、セルフコラージュといった機能が利用できる。

撮像素子は、有効1,602万画素の1/2.3型CMOSセンサー。

レンズは焦点距離25-500mm相当(35mm判換算)F3.4-6.5の光学20倍ズーム。

液晶モニターは3型約46万ドット。

1080/30pのフルHD動画機能も利用可能。

記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

バッテリーはEN-EL19。撮影可能枚数は約210枚。

外形寸法は約99.5×60×27.4mm。質量は約161g(電池、SDメモリーカード含む)。

COOLPIX S2900

光学5倍ズームレンズを採用する低価格モデル。

価格はオープン。店頭予想価格は1万1,000円前後。

カラーはレッドとシルバー。

撮像素子は、有効2,005万画素の1/2.3型CCD。

レンズは焦点距離26-130mm相当(35mm判換算)F3.2-6.5の光学5倍ズーム。

液晶モニターは2.7型約23万ドット。

動画記録は720/30p。記録形式はMotion JPEG。

対応記録メディアはSDXC/SDHC/SDメモリーカード。

電源はEN-EL19。撮影可能枚数は約250枚。

外形寸法は約94.5×58.6×19.8mm。質量は約119g(電池、SDメモリーカードを含む)。

(本誌:折本幸治)