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パナソニック、12倍ズームの薄型デジカメ「LUMIX DMC-SZ8」

QRコードでつながるWi-Fi機能も

 パナソニックは、薄型ボディに光学12倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「LUMIX DMC-SZ8」を3月13日に発売する。価格はオープン。店頭予想価格は2万2,000円前後の見込み。

 本体色はピンク、シルバー、ブラック、ホワイト。

 2012年2月に発売された「LUMIX DMC-SZ7」の後継機種。光学ズーム比を10倍から12倍に延ばした上で、Wi-Fi機能などのトレンドを盛り込んでいる。

 また、「クリエイティブコントロール」、「クリエイティブレタッチ」、「クリエイティブパノラマ」といった、最近のLUMIXが搭載する諸機能を取り揃えた。

 Wi-Fi機能の搭載により、スマートフォンなどへの画像転送、リモート撮影、位置情報記録などが行なえる。Wi-Fiボタンも専用で備えている。

 新たにQRコードによる接続が可能になったのも特徴。専用アプリ「Panasonic Image App」をインストールしたスマートフォンでQRコードを読み取り、その後の画面表示に従うと、初回接続時の設定が容易になるという。

 また、Panasonic Image Appの新機能「フォトコラージュ」を使えば、スマートフォン上で複数の写真を1枚の写真にレイアウトできる。

 レンズは焦点距離24-288mm相当(35mm判換算)F3.1-6.3の光学12倍ズーム。前モデルは25-250mm相当F3.1-5.9だった。

 引き続き、光学式手ブレ補正機構も備える。

 マクロモードでの最短撮影距離は、レンズ前で広角端3cm、望遠端で同1.5m。

 撮像素子は有効1,600万画素の1/2.33型CCDセンサーを採用。高感度モード時の最高感度はISO6400。

 記録メディアとしてSDXC/SDHC/SDメモリーカードを採用。内蔵メモリー80MBへの記録も可能となっている。

 Motion JPEG形式、最大1,280×720ピクセルでの動画記録に対応する。

 外形寸法は約99.8×60.4×26.5mm。質量は約159g(バッテリー、メモリーカード含む)。

(本誌:折本幸治)