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超望遠レンズ/望遠鏡システム「MILTOL」(観る撮る)に
400mm F6.7が追加

 ケンコー・トキナーは、カスタム式レンズシステム「MILTOL」対応の超望遠レンズ「400mm F6.7 EDレンズ」を12月6日に発売する。撮影用キットの価格は7万1,400円。

 MILTOL(観る撮る)は、カメラ用望遠レンズを望遠鏡としても利用可能にするシステム。撮影用に使用する場合はTマウント、望遠鏡として使用する場合はアイピースなどをレンズの後端に装着して切り替える。対応製品として、「200mm F4」と「ミラーレンズ400mm F8」のレンズキットが発売済み。

 400mm F6.7では、撮影用、天体観察用、地上観察用のキットをそれぞれ用意している。

 撮影用の「400mm F6.7レンズ<ニコン用/キヤノン用>」は、400mm F6.7 EDレンズとTマウント(ニコン用またはキヤノン用)のセット。Tマウントを交換することで、他社カメラボディでの撮影も可能。価格は7万1,400円。

 レンズ構成は1群2枚。最短撮影距離は4m。絞りはF6.7固定。フィルター径は67mm。最大径は79.5mm。質量は1,560g(フード含まず)。

使用例

 天体観察向けの「テレスコープ 400mm F6.7 EDレンズキット」は、天体望遠鏡として使用するための90度天頂ミラーなどが付属するセット。40倍の天体望遠鏡として使用できる。価格は9万3,450円。

 地上観察向けの「フィールドスコープ 400mm F6.7 EDレンズキット」は、約44倍のフィールドスコープとして使用可能。価格は9万3,450円。

(関根慎一)