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ニコン、「AF-S NIKKOR 800mm F5.6 E FL ED VR」を正式発表

個別調整済みのテレコンが付属

 ニコンは、「AF-S NIKKOR 800mm F5.6 E FL ED VR」を4月に発売する。価格は212万1,000円。

 2012年7月に開発発表し、9月のフォトキナ2012ニコンブースに参考出品していた製品。AFニッコールレンズ史上最長という800mmの超望遠単焦点レンズ。

 高速連写時のAE安定性が向上するという電磁絞りを採用。ナノクリスタルコート、4段分の手ブレ補正機構も備える。

 付属の「AF-S TELECONVERTER TC800-1.25 E ED」(1.25倍)との組み合わせで、1,000mm F7.1相当として利用できる。テレコンは同梱のレンズ本体と最適になるよう個別に調整しているという。

AF-S TELECONVERTER TC800-1.25 E ED

 レンズ構成は蛍石レンズ2枚、EDレンズ2枚を含む13群20枚(保護ガラス1枚が加わる)。最短撮影距離は5.9m(MF時5.8m)、最大撮影倍率は0.15倍。絞りは9枚羽根の円形。フィルター径は52mm(差込式)。

レンズ構成図
MTF

 外形寸法は160×461mm。重量は4,590g。フードが付属する。

付属のフード

(本誌:鈴木誠)