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シグマ、「120-300mm F2.8 DG OS HSM」を正式発表
(2013/1/7 12:20)
株式会社シグマは、交換レンズ「SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSM」の発売を正式に発表した。フォトキナ2012で開発発表された製品。
発売時期は、シグマ用、キヤノン用が3月。ニコン用は未定。価格は40万9,500円。
シグマの新しいプロダクトライン「Sports」の第1弾。撮影者の意図にダイレクトに応えるという望遠レンズ、望遠ズームレンズ、超望遠レンズ、超望遠ズームレンズなどからなるライン。
プロダクトラインには、他にも「Contemporary」と「Art」の2つが存在する。Artとしては「SIGMA 35mm F1.4 DG MSH」が12月から発売。また、Contemporaryでは「SIGMA 17-70mm F2.8-4 DC MACRO OS HSM」が1月25日から順次発売される。
SIGMA 120-300mm F2.8 DG OS HSMは、35mm判のイメージサークルをカバーする大口径望遠ズームレンズ。
レンズ構成は18群23枚。フレアやゴーストの発生を抑えるスーパーマルチレイヤーコートも採用した。
補正効果約4段分の手ブレ補正機構「OS」(Optical Stabilizer)を内蔵する。一般的な撮影用のモード1と、流し撮り用のモード2を搭載。
最短撮影距離は1.5〜2.5m。最大撮影倍率は1:8.1(200mm時)。9枚羽根の円形絞りを採用。
AFモーターには超音波モーターHSMを採用。フォーカスリミッターも利用できる。
本体は防塵防滴構造。外形寸法は121.4×291mm。質量は未定。付属の三脚座「TS-51」には両吊りのストラップを装着できる。
別売の「APO TELE CONVERTER 1.4x EX DG」や「APO TELE CONVERTER 2x EX DG」も使用できる。
「USB DOCK」にも対応する。PCに接続して、ファームウェアのアップデートや合焦位置の調整を行なえる。また、Sportsラインのみ、AF速度、フォーカスリミッター、手ブレ補正OSの調整が可能となっている。設定値はレンズのカスタムモードスイッチから呼び出せる。
花形フード「LH1220-01」が付属する。
※数値はシグマ用