富士フイルム、ワイヤレス機能搭載のタフネスデジカメを海外発表


 富士フイルムは8日、タフネスデジタルカメラ「FinePix XP170」を海外で発表した。米国では6月に279.95ドルで発売する。国内での発売は未定。カラーはブルーとオレンジ。

 10m防水、2mの耐落下性能、防塵性能、-10度の耐寒性能などを備えながら、ワイヤレスでスマートフォンなどに画像を転送できる機能を搭載した。本体上面には転送のための「Connectボタン」があり、Android端末およびiPhoneとiPadに画像を送れる。国内発売済みの「FinePix Z1000EXRと同様に、専用アプリを使用する。

 撮像素子は1/2.3型有効1,440万画素CMOSセンサー。レンズは35mm判換算の焦点距離28-140mm F3.9-4.9の5倍ズーム。センサーシフト式手ブレ補正機構を備える。

 感度はISO100~3200。1,920×1,080ピクセル、30fpsのH.264動画も撮影可能。液晶モニターは23万ドットの2.7型TFT。

 撮像素子、レンズ、液晶モニターなどは、国内で2月に発売済みの「FinePix XP150」と同じ。ただしGPS機能は持たない。

 サイズは102.7×71.3×27.4mm。重量は約180g(本体のみ)、約205g(バッテリーと記録メディアを含む)。





(本誌:武石修)

2012/5/8 19:04