キヤノン、「EOS-1D Mark IV」「EOS 5D Mark III」の最新ファームウェア
キヤノンは24日、デジタル一眼レフカメラ「EOS-1D Mark IV」および「EOS 5D Mark III」の最新ファームウェアを公開した。
EOS-1D Mark IV。APS-H相当の有効1,610万画素CMOSセンサーを搭載するプロ機。発売は2009年12月。2011年10月に新モデル「EOS-1D X」(35mmフルサイズ相当)が発表済み | EOS 5D Mark III。35mmフルサイズ相当の約2,230万画素CMOSセンサーを搭載する中級機。発売は2012年3月22日。ボディのみの実勢価格は35万8,000円前後 |
各機種の更新内容は次の通り(ダウンロードページより引用)。
■EOS-1D Mark IV(Ver.1.1.1)
- 2012年6月に発売開始(予定)のレンズ、EF 24mm F2.8 IS USM並びにEF 28mm F2.8 IS USMを使用した場合の露出精度を適正化しました。
ファームウエアをアップデートしないで上述レンズを使用すると、被写体や撮影シーンによってはオーバー露出の画像となることがあります。
■EOS 5D Mark III(Ver.1.1.2)
- 新規アクセサリーの“GPSレシーバーGP-E2”に対応しました。
- カメラの電源がOFF(オートパワーオフ)状態からシャッターレリーズした際に、タイミングによってはピンク色被りの画像が生成されることがある現象を修正しました。
- HDR(ハイダイナミックレンジ)撮影時に1枚撮影後にカメラの動作が停止する現象を修正しました。
- 撮影した画像のExif情報の“撮影時間”が、実際に撮影した時間よりも遅い時間が記録されることがある現象を修正しました。
- サモア国・諸島のエリアタイムゾーンを修正しました。
- メニュー画面のフィンランド語の誤表示を修正しました。(日本向け製品ではフィンランド語は表示されません。)
2012/4/24 14:35