MOTOKO写真展「田園ドリーム」(銀座ニコンサロン)


日本の美しい田園風景。それは、日本人の細胞ひとつひとつに刷り込まれた「夢」だと思う。身土不二ということばがある。風土と身体はひとつ、という意味だ。友人の農家は言った。川の水はわたしの血、そして土は肉体なのです、と。
…21世紀に入り、作者は、ただ前進をすることのしわ寄せをひしひしと感じていた。このままでは日本のこころのふるさとは風化するだろうと。そんな頃、農村で多くの人々に出会い、かつてない驚きを感じた。彼らの自然に対する畏怖や感謝のかたち。他者による評価など全く必要としない、純粋で強い美しさ。時代とともに形骸化しつつあるものの、まだまだその精神は生きている。この物語の舞台となったのは、琵琶湖のある滋賀県である。故郷・大阪からそう遠くないにもかかわらず、そこは未知の国であった。カラー約50点。
(写真展情報より引用)

 4月8日18時30分から、会場にて作者とライターのタカザワケンジ氏によるギャラリートークを行なう。入場無料・予約不要。

  • 名称:MOTOKO写真展「田園ドリーム」
  • 会場:銀座ニコンサロン
  • 住所:東京都中央区銀座7-10-1 STRATA GINZA(ストラータ ギンザ)1階・2階「ニコンプラザ銀座内」
  • 会期:2012年3月28日〜2012年4月10日
  • 時間:10時30分〜18時30分(最終日は15時まで)
  • 休館:会期中無休

(本誌:鈴木誠)

2012/3/14 00:00