ニコン、望遠端1,000mm相当の42倍ズーム機「COOLPIX P510」を国内発表

　ニコンは、42倍ズームレンズを搭載したデジタルカメラ「COOLPIX P510」を3月に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は5万3,000円前後の見込み。ブラックとレッドを用意する。

　ニコンが1日に海外で発表したモデル。2011年3月に発売した「COOLPIX P500」の後継機種に当たる。光学ズーム倍率を36倍から42倍に拡大。35mm判換算の焦点距離が24-1,000mm相当になった。手ブレ補正機構は、シャッター速度換算約4段分の効果という光学式。

　撮像素子は1/2.3型裏面照射型CMOSセンサー。画素数は有効1,210万から1,610万に多画素化した。最高感度はISO6400。モノクロになるがISO12800相当での撮影も可能。画像処理エンジンはEXPEED C2を採用した。

　モーション検知、ストロボ制御、高感度低ノイズ、手ブレ補正を組み合わせた「夜撮りキレイ テクノロジー」も引き続き搭載する。起動時間は約0.9秒、AF時間は約0.3秒、撮影タイムラグは約0.5秒としている。

　液晶モニターは約92万ドットの3型で、上下チルト式。約20万ドットの0.2型EVFも搭載する。GPS機能も利用可能。

　オプションとしてハンドストラップ「AH-CP1」とソフトケース「CS-NH23A」を用意する。