フォステクス、カメラに装着できる音声レコーダーを2012年1月に発売


 フォステクスは、デジタルカメラ用のミキサー内蔵音声レコーダー「DC-R302」を2012年1月上旬に発売する。価格は9万9,750円。

DC-R302

 同社が4月に開発発表し、2011年秋の発売とアナウンスしていた製品。未定だった価格も決定した。

 デジタル一眼レフカメラなどでの動画撮影に向けたミキサー内蔵のステレオ音声レコーダー。3チャンネルのアナログミキサーとデジタルレコーダーを組み合わせたもので、レコーダに接続したマイクの音声を記録できる。

 カメラマウント用ブラケットが付属しており、デジタル一眼レフカメラの下部に直接装着可能。また、レコーダー下部には三脚穴も備える。本体はアルミの押し出し材を採用し、三脚やリグなどに取り付けてもたわまないという。

デジタル一眼レフカメラに装着したところ

 赤外線及び優先のリモコンによる録音スタート/ストップの操作機能も備える。キヤノン「EOS 5D Mark II」、「EOS 7D」(ともに赤外線)とパナソニック「LUMIX DMC-GH2」(有線)に対応予定だという。

 記録はSDHC/SDメモリーカードに行なう。最高96kHz、24bitでWAV形式の録音に対応する。USBオーディオ出力も可能で、ライブ配信などにも使えるとする。ヘッドホン端子も備える。電源は、単3電池×4本または外部DC電源。

 サイズは152×45(ブラケット装着時52.5mm)×107mm。重量は690g(ブラケットと電池ケースを含む、電池別)。




(本誌:武石修)

2011/11/11 13:09