マンフロット「Click for Hope」巡回展がスタート。初回は塩竈フォトフェスティバル2011

　マンフロット株式会社は、被災地復興支援フォトコンテスト「Click for Hope」の巡回写真展を開催する。初回は「塩竈フォトフェスティバル2011」の一部として開催。その後、仙台市、南三陸町、福島県いわき市、東京を巡回する。

　Click for Hopeは、「希望」をテーマとしたフォトコンテスト。5月11日よりスタートし、現在は第一次審査を突破した50作品からベスト3を決定する最終審査を行なっている。

　第一次審査は、藤原新也氏、三好和義氏、渡辺幹夫氏（朝日新聞）、平間至氏、下薗詠子氏が審査を務めた。

　一方、最終審査はWebでの一般投票となり、現在も投票を受付中。総計10万票になるまで、マンフロット株式会社が1票を100円の義援金として寄付する。投票にはTwitterのアカウントが必要。

　巡回写真展には、第一次審査を通過した50作品が展示される。また、Click for Hopeに賛同した浅田政志氏、石井正則氏、大橋愛氏、関由香氏、平間至氏、松本美枝子氏らの作品も並ぶ予定（仙台市以外）。展示企画・キュレーションは菊田樹子氏。

　各会場の日程は次の通り。

　また、塩竈市では熱海俊一氏と津藤秀雄氏、南三陸町では佐藤信一氏の特別展示を行なう。また、東京・有楽町では佐藤信一氏、馬場龍一郎氏、今村拓馬氏の特別展示を実施する。

　なお、塩竈フォトフェスティバルは、2008年、2009年の開催に続く3回目の開催。今回も平間至氏がプロデュースを行ない、複数の展示やポートフォリオレビューを企画している。東日本大震災で被害を受けた塩竈市での開催であり、「震災から復興へと向かう塩竈から全国に“写真のまち”の魅力を発信する」という。期間は10月12日から10月23日。詳しくは公式ページで。