日本ユニセフ協会、「3.11 ユニセフ東日本大震災報告写真展」


 公益財団法人日本ユニセフ協会は、9月5日から9月11日にかけて「3.11 ユニセフ東日本大震災報告写真展」を開催する。会場は東京国際フォーラムのロビーギャラリー・ガラス棟地下1階。入場は無料。

2011年3月11日、日本は東日本大震災という未曾有の大災害に見舞われました。その直後から、日本ユニセフ協会には、国内外から被災した子どもたちのために温かい支援が寄せられました。ニューヨークのユニセフ本部もまた、日本ユニセフ協会を通じ、約半世紀ぶりとなる日本への支援を表明しました。

あの日から半年。日本ユニセフ協会は、被災地の方々とともに、子どもたちの健康を守り、教育を再開し、心の回復を支える活動を展開して参りました。子どもたちが直面しているいくつもの苦難、そして子どもたちを守りながら必死に復興に向かって歩む被災地の方々の姿を目の当たりにし、私たちは、この災害の惨状と窮状、子どもたちの実情、皆さまからの募金によって展開された緊急支援並びに復興支援活動の様子を世界に伝えるとともに、息の長いご支援を訴えていかなければならないと強く感じております。

このたび、大震災を取材した日本の代表的な新聞通信社と写真家が撮影した歴史の記録をユニセフの写真展という形でまとめ、日本のみならず、世界各国でご支援いただいた皆様に、広くご報告する機会を得ることができました。(写真展情報より)

 日本新聞協会加盟の新聞社・通信社25社、さらに写真家21名による大型写真約120点を展示する。

 参加写真家は、豊田直巳、野田雅也、高橋邦典、上田聡、田沼武能、西宮正明、江成常夫、野澤亘伸、熊切圭介、野町和嘉、桃井和馬、安達洋次郎、鍵井靖章、花井尊、久保靖夫、細江英公、森住卓、桑原史成、佐々木康、Q・サカマキ、新藤健一(順不同、敬称略)。

 後援は外務省、ユニセフ東京事務所。協力は日本新聞博物館、東京写真記者協会、東北写真記者協会、協賛は株式会社ニコン、キヤノン株式会社、富士フイルム株式会社、株式会社タムロン。

  • 名称:3.11 ユニセフ東日本大震災報告写真展
  • 会場:東京国際フォーラム ロビーギャラリー・ガラス棟地下1階
  • 住所:東京都新宿区西新宿2-1-1新宿三井ビル1階
  • 会期:2011年9月5日〜2011年9月11日
  • 時間:9時〜17時

(本誌:折本幸治)

2011/9/2 12:51