ペンタックス、カメラ事業の被災は軽微。サービスセンターも再開


 HOYA株式会社PENTAXイメージング・システム事業部は16日、同事業部の東北地方太平洋沖地震による影響と現状を発表した。現在確認できた範囲でのコメント。

 カメラおよびレンズの生産拠点は海外に移行しており、直接的な被害はない。ただし、益子事業所(栃木県)の部品工作用機械装置の一部にズレが発生し、修正作業にかかっているという。デジタルカメラやセキュリティー関連商品や修理品の配送については、流通事情により当面の間は遅延が発生する場合があるとした。

 地震により建物への若干の影響はあったものの、同事業部の社員および家族への人的被害報告はないという。

 ペンタックスお客様相談センター、東京サービスセンター、新宿ペンタックスフォーラム(15日は定休)、ペンタックスファミリー、ペンタックスオンラインショップは15日より営業を再開。電話、FAX、インターネットでの問い合わせについては、計画停電の影響により接続や回答まで時間がかかる場合があるとしている。

(本誌:鈴木誠)

2011/3/16 18:22