オリンパス、被災地域の医療機器関連企業を操業停止


 オリンパス株式会社は14日、同社グループにおける東北地方太平洋沖地震の被災状況を発表した。14日に確認できた状況。

 若干名の軽傷者が発生したことに加え、該当地域のグループ企業が操業を停止している。いずれも医療用内視鏡製品・システムなどが主要事業。

 白河オリンパス株式会社は停電と建物の一部被害により操業を停止。オリンパスメディカルシステムズ白河事業場でも建物の一部被害で操業を停止しているという。

 また、青森オリンパス株式会社では一部材料の調達に支障が出たため、いったん操業を停止している。

 オリンパス株式会社仙台営業所に大きな被害はない。営業再開の準備を進めているという。

(本誌:折本幸治)

2011/3/14 19:36