シグマ、手ブレ補正を新搭載した「APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」

~最短撮影距離を20cm短縮

 シグマは8日、望遠ズームレンズ「APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM」を発表した。価格と発売日は未定。

APO 50-150mm F2.8 EX DC OS HSM

 APS-Cサイズ相当の撮像素子を搭載するデジタル一眼レフカメラ用の大口径レンズ。2007年12月に発売した「APO 50-150mm F2.8 II EX DC HSM」に手ブレ補正機構「OS」を搭載した製品。手ブレ補正の効果は約4段分としている。

 レンズ構成は15群21枚。開放F2となっている。SLD(特殊低分散ガラス)を4枚から6枚に増やし、色収差の低減を図った。また、最短撮影距離は100cmから80cmに短縮した。フィルター径は67mmから77mmになった。AF駆動は超音波モーター「HSM」。フルタイムマニュアルフォーカスも可能。インナーフォーカス、インナーズームを採用する。9枚羽根の円形絞りを採用している。

 最大径×全長は86.4×197.6mm。重量は未定。




(本誌:武石修)

2011/2/8 17:03