ビクター、フルHD/60p動画・300fps静止画など対応の“HDハイブリッドカメラ”

　日本ビクターは、1,920×1,080/60pの動画撮影やハイスピード撮影に対応するHDハイブリッドカメラ「GC-PX1」を2月下旬に発売する。価格はオープンプライス。店頭予想価格は10万円前後の見込み。9日にパシフィコ横浜で開幕する「CP+2011」に展示する。

GC-PX1

　最大1,920×1,080/60p（最大36Mbps）の動画記録に対応し、プログレッシブ方式の採用により高精細な静止画を切り出せるとするHDハイブリッドカメラ。本体は堅牢で安定した撮影ができるとするスチルカメラスタイルのデザインを採用した。レンズは10倍ズームの「コニカミノルタHDレンズ」を搭載する。

　静止画は10M（3,648×2,736、画素補間なし）の記録が可能なほか、業界最速・最大枚数という60コマ/秒、最大144枚の高速連写（3,200×1,800、5.7M）や、業界最長という2時間連続撮影可能な300fpsのハイスピード撮影機能（640×360/60p・無声）も利用できる。感度はISO100からISO6400を選択可能。

コニカミノルタ銘の10倍ズームレンズを搭載	鏡胴の操作部と端子類

チルト可能なタッチパネル式液晶モニターを搭載

　画像処理エンジンは次世代HDカメラ用技術として開発した「FALCONBRID」（ファルコンブリッド）を採用。ワイド端での手ブレ補正効果を向上するという「アクティブモード」も搭載した。