【フォトキナ】一眼レフカメラ用シフトレンズを発表したシュナイダー


 フォトキナ2010のシュナイダーブースでは、一眼レフカメラ用のシフトレンズ3種類を出品していた。いずれも2011年4月に発売する。国内でも発売するとしている。

PC-TS Super-Angulon 2.8/50 HMPC-TS Makro-Symmar 4/90 HM

 いずれも、「シュナイダー・クロイツナッハ」ブランドの交換レンズ。「PC-TS Super-Angulon 2.8/50 HM」(50mm、F2.8)、「PC-TS Makro-Symmar 4/90 HM」(90mm、F4)、「PC-TS  Apo-Digitar 5.6/120 HM Aspheric」(120mm、F5.6)の3本をラインナップする。なお、120mmの展示はまだなかった。

 35mmフルサイズのイメージサークルに対応する。50mmと90mmはキヤノン用、ソニー用、ニコン用、ペンタックス用を用意する。また120mmは、中判カメラ向けで、マミヤおよびフェーズワンに対応する。

PC-TS Makro-Symmar 4/90 HMPC-TS Super-Angulon 2.8/50 HMでチルトおよびシフトを行なったところ

 シフト量は±12mm、チルトは8度。シフトとチルトの方向は360度動かすことが可能。レボルビング機能を搭載する。新機能としてシフト対チルトの回転角について、30度ごとにクリックストップを設けた。なお、すべてのレンズで回転可能な三脚座を備える。




(本誌:武石修)

2010/9/26 09:43