ニコンCOOLPIX S1000pjとD5000が「レッドドット・デザイン賞」を受賞


 ニコンは30日、コンパクトデジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」とデジタル一眼レフカメラ「D5000」が「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2010」を受賞したと発表した。

COOLPIX S1000pjD5000

 レッドドット・デザイン賞は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen」(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)が1955年から主催するデザイン賞。過去2年以内に製品化されたデザインを対象に、デザインの革新性、機能性、人間工学、エコロジー、耐久性など9つの基準から審査する。ニコンでは、「D3」が2009年のレッドドットデザイン賞を受賞している。

 COOLPIX S1000pjは、世界ではじめて本体にプロジェクターを搭載したコンパクトデジタルカメラ。発売は2009年9月。撮像素子は1/2.3型の有効1,210万画素CCD。レンズは広角28mmからの5倍ズーム。液晶モニターは約23万ドットの2.7型。実勢価格は2万9,800円前後。

 D5000は、ニコンのエントリー向けデジタル一眼レフカメラ。同社のエントリークラスとして初めてライブビューに対応した。APS-Cサイズ相当の有効1,230万画素CMOSセンサーや約23万ドットの2.7型フリーアングル液晶モニターを備える。720p/24fpsでのHD動画記録も可能。本体のみの実勢価格は6万3,600円前後。

 なお、オリンパスのマイクロフォーサーズカメラ「E-PL1」も、2010年のレッドドット・デザイン賞を受賞している。




(本誌:武石修)

2010/3/30 14:04