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ミラーレスカメラで全作品を撮影、ルーク・オザワ氏の旅客機写真集「JETLINER VII NEO」

A380“フライング・ホヌ”の那覇フライトなど収録

イカロス出版は、航空写真家ルーク・オザワ氏による写真集「JETLINER Ⅶ NEO」を3月6日(木)に発売する。写真映像関連イベント「CP+」の会場では300部の先行販売を行っている。

ルーク・オザワ氏の旅客機写真集「JETLINER」シリーズの第7弾。2019年の前作「JETLINER Ⅵ」から約5年ぶりとなる新刊で、2019年10月〜2025年1月に撮影した新作を収録する。B5判304ページ、価格は3,960円。

今回に掲載している全作品はミラーレスカメラで撮影。使用カメラ、レンズ、シャッター速度、絞り、ISO感度といった撮影データが記載されている。

羽田空港をはじめ、旭川、新千歳、中部、富山、大阪、高松、松山、広島、米子、萩・石見、福岡、熊本、鹿児島、那覇、宮古の各空港で捉えられた旅客機の姿に加え、コントレイル(飛行機雲)やコックピット、成田空港の様子、さらには新宿・品川上空の航空写真まで収められている。

COVID-19の影響でハワイ線運航を停止していた「A380 フライング・ホヌ」の特集ページも含まれている。成田空港で待機していたフライング・ホヌが各地でチャーターフライトとして飛んだ姿をオザワ氏は成田、新千歳、セントレア、那覇の全イベントで撮影。那覇では上空からの撮影のためにヘリコプターまでチャーターし、悪天候の中でも雲間からの光を巧みに捉えた作品を収録している。

本誌:佐藤拓