エプソンフォトグランプリ2024、子どもの自然な表情を捉えた「アットホームな五人兄弟」が最高賞に

グランプリ作品：岡本早苗さん「アットホームな五人兄弟」

エプソン販売株式会社は2月12日（水）、「エプソンフォトグランプリ2024」のグランプリおよび入賞作品を発表した。グランプリに選ばれたのは、岡本早苗さんのA3ノビ・8枚組作品「アットホームな五人兄弟」。

インクジェットプリントによる写真作品づくりを楽しんでもらう目的で2006年にスタートしたフォトコンテスト。19回目となる今回は、全国から7,548点の作品が集まった。募集部門は「ネイチャー部門」「ヒューマンライフ部門」の2部門。

グランプリに輝いた「アットホームな五人兄弟」はヒューマンライフ部門への応募作品。作者の岡本早苗さんは、モデルとなった家族をはじめて訪れた際に子どもたちののびのびとした様子に驚かされ「この子たちは、将来どのような力強い大人になっていくのだろう……」と感じたことから、その過程を撮影したいと考えたのだという。

審査員の三好和義氏は「カメラマンと被写体の距離が近く、子どもたちの無邪気で自然な表情やシーンを上手く捉えていて、何度も通い信頼関係が築かれているのが伝わってくる」とコメント。

また、同じく審査員の大西みつぐ氏も「子どもたちの未来を想像しながら撮影したのがよく伝わってきて、その尊さに感心する。作品性と合わせて、プリントの仕上げの良さも評価に値する」と評した。

同社はグランプリのほか、優秀賞、審査員賞など合計122点の入賞作品を選出している。

なお、入賞作品を一堂に展示する「エプソンフォトグランプリ2024 入賞作品展」を2月13日（木）から3月31日（月）にかけて開催する。会場はエプソンスクエア丸の内 エプサイトギャラリー。

エプソンフォトグランプリ2024 入賞作品展