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Nextorage、CFexpress 4.0 Type BカードにVPG400対応の新シリーズなど

Nextorage株式会社は11月13日(水)、CFexpress 4.0規格に対応したType Bカードの新シリーズを発表した。VPG400規格に準拠した「NX-B3AEシリーズ」と、スタンダードモデルに位置づける「NX-B3SEシリーズ」の2機種を展開する。

なお、同社は2024年2月にもCFexpress 4.0規格のType Bカード「NX-B2PROシリーズ」を発売している。

いずれのメモリーカードもTLC NANDフラッシュメモリーを採用。なお前述の「NX-B2PRO」シリーズはpSLCフラッシュメモリーを使用している。CFexpress 2.0との下位互換性も維持する。

両シリーズとも5年間の製品保証を付帯。ファイル復旧ソフトの「メモリーカードファイルレスキュー」も付属する。

NX-B3AEシリーズ(Advanced Edition)

上位モデルの「NX-B3AEシリーズ(Advanced Edition)」は、12月中旬の発売を予定。容量は2,000GB、1,000GB、500GBをラインアップし、価格は3万5,980円〜9万9,800円となる。

最大転送速度は読み出し3,900MB/秒、書き込み3,600MB/秒。最低継続書き込み速度1,700MB/秒を確保し、高ビットレートの動画撮影でもコマ落ちを防ぐという。VPG400規格に準拠することで安定した8K動画撮影を実現したとしている。

2,000GB

  • 最高読み出し:3,700MB/秒
  • 最高書き出し:3,500MB/秒
  • 最低継続書き込み:1,700MB/秒
  • 直販価格:9万9,800円

1,000GB

  • 最高読み出し:3,900MB/秒
  • 最高書き出し:3,600MB/秒
  • 最低継続書き込み:1,700MB/秒
  • 直販価格:5万9.800円

500GB

  • 最高読み出し:3,900MB/秒
  • 最高書き出し:3,400MB/秒
  • 最低継続書き込み:850MB/秒
  • 直販価格:3万5,980円

NX-B3SEシリーズ

11月18日(月)に発売する「NX-B3SEシリーズ」は、静止画から動画まで幅広い用途に対応する「スタンダードモデル」に位置づける。1,024GB、512GB、256GBの3モデル展開で、価格は1万9,800円から4万9,800円。

上位機種と同等の最大読み出し速度3,900MB/秒を実現し、高速連写や、8K 30fpsまでの動画撮影をカバーする。

1,024GB

  • 最高読み出し:3,900MB/秒
  • 最高書き出し:3,500MB/秒
  • 最低継続書き込み:1,700MB/秒
  • 直販価格:4万9,800円

512GB

  • 最高読み出し:3,900MB/秒
  • 最高書き出し:3,400MB/秒
  • 最低継続書き込み:850MB/秒
  • 直販価格:3万980円

256GB

  • 最高読み出し:3,900MB/秒
  • 最高書き出し:2,000MB/秒
  • 最低継続書き込み:400MB/秒
  • 直販価格:1万9,800円
本誌:佐藤拓