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LAOWAからハッセルXCDマウント対応のシフトレンズ
DJIドローン用マウント対応の超広角レンズも
2024年11月8日 11:00
ハッセルブラッドXCD用
ハッセルブラッドの中判ミラーレスカメラに対応する3製品を同時発売。建築撮影などで活用できるシフトレンズをはじめ、最小クラスの広角レンズもラインアップする。なお、いずれのレンズも電子シャッター専用となる。
15mm F4.5R Zero-D Shift ハッセルブラッドXCD
35mmフルサイズセンサーおよびミディアムフォーマットカメラ用として世界最広角だという110°の画角を持つシフトレンズ。14枚の絞り羽根による美しいボケ味を実現する。フルフレーム使用時は±11mmのシフト量を確保。
- 焦点距離:15mm
- 開放F値:F4.5〜F22
- 画角:110°
- フォーカス:MF
- 対応フォーマット:35mmフルサイズ
- レンズ構成:11群17枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)
- シフト機能:フルフレーム±11mmシフト、ミディアムフォーマット±8mmシフト
- 絞り羽根枚数:14枚
- 最短撮影距離:20cm
- 外形寸法:約φ79×103mm
- 質量:約597g(レンズフード、レンズキャップを含まず)
- 予想市場価格:24万5,000円前後
19mm F2.8 Zero-D ハッセルブラッドXCD
ミディアムフォーマットカメラ用の交換レンズとして最小クラスのサイズを実現したという広角レンズ。F2.8の開放値と18mmまで寄れる最短撮影距離により、背景を大きくぼかした印象的な描写が可能としている。
- 焦点距離:19mm
- 絞り範囲(F値):F2.8〜F22
- 画角:110°
- フォーカス:MF
- フォーマット:ミディアムフォーマット
- レンズ構成:10群12枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚、超高屈折率レンズ1枚を含む)
- 絞り羽根枚数:5枚
- 最短撮影距離:18cm
- 最大倍率:0.185倍
- フィルター径:φ77mm
- 外形寸法:約φ82.6×80mm
- 質量:約546g
- 予想市場価格:20万4,000円前後
20mm F4 Zero-D Shift ハッセルブラッドXCD
建築やインテリア撮影に特化したというシフトレンズ。レンズフードにより強い光源や窓の反射によるフレアを効果的に抑制。画面周辺部まで高い解像力を維持するという。
- 焦点距離:20mm
- 絞り範囲(F値):F4〜F22
- 画角:94.4°
- フォーカス:MF
- 対応フォーマット:35mmフルサイズ
- レンズ構成:11群16枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)
- シフト機能:フルサイズ±11mmシフト、ミディアムフォーマット±8mmシフト
- 絞り羽根枚数:14枚
- 最短撮影距離:25cm
- 外形寸法:約φ95×91mm
- 質量:約747g(レンズフード、レンズキャップを含まず)
- 予想市場価格:22万5,000円前後
DJI DL用
LAOWA初となるDJI DLマウント対応レンズとして2製品も投入。いずれもフルサイズのイメージセンサーをカバーする広角レンズでありながら、ドローン搭載を考慮した小型軽量設計を特徴とする。丸型フィルターの装着にも対応し、状況に応じた柔軟な撮影設定が可能としている。
11mm F4.5 FF RL DJI DLマウント
フルサイズ対応DLマウントレンズとして世界最広角となる126°の画角を実現。重量は206gに抑えながら、広大な風景や高層建築物の撮影に対応する。
- 絞り:F4.5〜F22
- 画角:126°
- フォーマット:35mmフルサイズ
- フォーカス:MF
- レンズ構成:10群14枚(非球面レンズ2枚、EDレンズ3枚)
- 絞り羽根:5枚
- 最短撮影距離:19cm
- 最大撮影倍率:0.1倍
- フィルター径:φ62mm
- 外形寸法:約φ65×56mm
- 質量:約206g
- 予想市場価格:11万3,000円前後