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AIを活用した画像拡大ソフト「PhotoZoom Pro 9」

株式会社ジャングルは、画像拡大ソフト「PhotoZoom Pro 9」を9月26日(木)に発売した。価格は2万1,780円。

単体として動作するだけでなく、Adobe PhotoshopやAdobe Lightroom、Corel PaintShopなどのプラグインとしても使用できる画像拡大に特化したソフトウェア。

画像リサイズ技術として、BenVistaが開発した「S-Spline」を採用。一般的に用いられているアルゴリズム(バイキュービック)よりも、シャープで自然な画像拡大に対応するという。

画像タイプに合わせたリサイズ方式として、従来からの「S-Spline」「S-Spline XL」「S-Spline Max」に加え、新たにAIを活用した「S-Spline Max AI」を搭載した。シャープネスや鮮明さ、ディテールにおいて、これまでより、高品質な拡大結果が得られるという。

また、RAW画像のサポート強化やWebP画像への対応、JPEG圧縮によるアーティファクトやノイズを低減するフィルターなどの機能追加および強化を実施した。

一般的な拡大(バイキュービック方式)
PhotoZoom Pro(S-Spline Max AI方式)
ブロックノイズ除去のサンプル

Windows動作環境

  • OS:Windows 11/10(64bit)
  • CPU:各OSが推奨するCPU
  • メモリ:8GB以上
  • ドライブ容量:1GB以上の空き容量

Mac動作環境

  • OS:macOS Sonoma(14)、Ventura(13)、Monterey(12)、Big Sur(11)、Catalina(10.15)
  • CPU:Apple Siliconベースまたは、Intelベースのシステム
  • メモリ:8GB以上
  • ドライブ容量:1GB以上の空き容量

入力対応フォーマット

  • 画像ファイル:bmp、gif、jpeg、png、tga、tiff
  • RAWデータ:arw、cr2、crw、dcr、dcs、dng、drf、erf、kdc、mos、mrw、nef、nrw、orf、pef、ptx、raf、raw、rw2
  • その他:exr、psd、webp

出力フォーマット

bmp、gif、jpeg、png、tga、tiff

飯塚直

パソコン誌&カメラ誌を中心に編集者として活動後、2008年からフリーに転向したフリーランスエディター。商業の大判プリンターから家庭用のインクジェット複合機、スキャナー、デジタルカメラなどのイメージング機器が得意。現在、1児の父。子供を撮影する望遠レンズと、高倍率コンパクトデジタルカメラの可能性を探っている。