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NAVITIMEに「日陰マップ」「並木道マップ」「お花畑マップ」が追加
2024年6月27日 10:43
株式会社ナビタイムジャパンは、PC向け「NAVITIME」Web版の「地図」機能ついて、6月20日(木)から「日陰マップ」「並木道マップ」「お花畑マップ」を追加した。
「NAVITIME」Web版は、徒歩、電車、バス、自転車、飛行機、クルマ、タクシーなど、さまざまな移動手段を組合せたルート検索が可能なナビゲーションサービス。
今回追加されたのは、季節性のある情報を視覚的に楽しめる機能で、建物や街路樹、3Dランドマークの日陰、街中の樹木や花畑が、地図上に3Dアニメーションで立体的に描画されるようになる。
あらかじめ撮影地を検索することで、建物や街路樹などの日陰具合が確認できるため、簡易的なシミュレーションとして役立てられそうだ。
具体的に「日陰マップ」では、建物、街路樹、3Dランドマークの日陰情報を地図上に重ねて表示し、その日(0時~24時まで)の10分ごとの日陰の変化を確認できるようになる。
太陽の動きと建物や街路樹、3Dランドマークの位置関係から日陰部分を計算して描画するため、実際の日陰に近い再現が可能だとしており、ビルの壁面に映る影まで描画する。
街路樹や3Dランドマークの色についても、太陽の位置に応じて陰で濃くなるなど、変化が確認できる。対応エリアは全国で、街路樹や3Dランドマークは一部地域に対応する。
「並木道マップ」は、市街地の道路や小道沿いの並木や樹木を3Dの形状で表示する機能。既提供中の「航空写真」地図を活用し、AI(機械学習)による並木道推論モデルに読み込ませることでデータベース化。
東京都が公開する街路樹データと組み合わせて、独自にデータを生成する。まずは首都圏に対応し、今後全国に拡大予定。
「お花畑マップ」は、開花に合わせて3Dアニメーションで花畑を動的に表現するというもの。独自に調査した、全国の主要な花畑を25カ所ほど対応予定。
また、旅行プランニング&予約サイト「NAVITIME Travel」と連携。花畑上のアイコンからは、スポットの詳細情報も確認できるほか、撮影旅行を企画してそのままホテルの予約なども可能だ。
現在は、見頃を迎えるラベンダーを北海道「日の出公園」「ファーム富田」、山梨県「八木崎公園」。紫陽花を東京「上野恩賜公園」、鎌倉「明月院」、京都「三室戸寺」で確認できる。
7月以降は、開花に合わせてひまわりやコスモスなども確認できるようになるという。