パナソニック、リファービッシュ品販売の対象カテゴリーを拡大…ミラーレスカメラも対象に

パナソニック株式会社は4月10日（水）、同社検査済み再生品（保証付）「Panasonic Factory Refresh」を10カテゴリーに拡大した。直販サイト「Panasonic Store Plus」で販売および定額利用サービスを開始している。

Panasonic Factory Refreshは、同社の厳格な出荷基準を満たしたリファービッシュ品。様々な理由で同社に戻ってきた家電を、製造事業部監修のもと再生している。限りある資源を大切にするため、また、顧客に対して安心して製品を使い続けてもらうための取り組みとしている。

2023年12月からはドラム式洗濯乾燥機と4K有機ELテレビを対象に、1年間の保証を適用したリファービッシュ品の販売を開始。また定額利用サービスとしては、2023年6月からヘアードライヤー ナノケアを、2024年2月から卓上型食器洗い乾燥機を対象に展開している。

そしてこのほど、販売ラインアップにミラーレスカメラを含む8カテゴリーを追加。計10カテゴリーに対象製品を拡大し、リファービッシュ品販売の事業を本格化する。

対象となるのは以下の10カテゴリー。
・洗濯機
・有機ELテレビ
・ポータブルテレビ
・ブルーレイディスクレコーダー
・一眼カメラ
・ドライヤー
・食器洗い乾燥機
・冷蔵庫
・炊飯器（2024年9月開始予定）
・電子レンジ（2024年9月開始予定）

現時点でカメラカテゴリーで選択できるのは、LUMIX G100のトライポッドグリップ同梱キット。型番は「DC-G100V-K-A」となっており、「※DC-G100V-Kの再生品です」と記載されている。価格は税込6万3,800円。修理費用の1年保証が付帯する。なお、直販サイトにおける新品価格は税込8万4,510円となっている。

同社の調べによると、節約や節電、環境負荷への配慮を理由に「家電を長く安心して使いたい人」は76.7％にのぼるという。また、同社リファービッシュ品の購入者に対するアンケートにおいては総合満足度が89％となり、「価格面やSDGsの側面からみても良い買い物ができた」「中古品と感じさせない仕上がり」といった評価を得ている。

そうした顧客ニーズや、地球温暖化をはじめとした地球環境への配慮を目的としているのが今回の取り組み。同社グループの長期環境ビジョン「Panasonic GREEN IMPACT」のもと、「より良いくらし」と「持続可能な地球環境」の両立に貢献していくとしている。