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NiSiのシネマレンズ「ATHENA」で撮影した映像作品が公開

シネマトグラファーKazumi Watanabe氏とコラボ

NiSi Filters Japanは、シネマレンズ「ATHENA PRIME LENS」を使用し、映像監督とのコラボレーションを通じた映像作品のプロデュースを開始している。

ATHENA PRIME LENSでは、14mm、25mm、35mm、50mm、85mmの焦点距離をラインナップ。対応マウントは、PLマウント、ソニーEマウント、キヤノンRFマウント。

主要なレンズ4本をT1.9の明るさで統一(14mmのみT2.4)しているのが特徴で、超低色収差設計とマイクロコントラストコントロールによる柔らかなボケ味と繊細なディテール表現も持ち味のひとつとなる。

また、フォーカスブリージングを最小化し、視野角の変化も極めて小さいという特徴も持つ。加えて、すべて同じ重量とサイズのため、レンズを切り替える際にジンバルの再バランス設定が不要。

レンズ径や絞りリングの位置も同一で、フィルターやフォーカスギアなど、レンズアクセサリーの設定も共通化できる。

フォーカスリングには蛍光色に彩られたフォーカスプル用の焦点距離スケールが刻まれ、回転角度も300°で統一されている。

今回、映像作品の第1弾として、映像監督でシネマトグラファーのKazumi Watanabe氏とコラボした映像作品を公開している。

ランアンドガンスタイルで撮影された作品の出演者には日本のパフォーマーを起用。東京のストリートやルーフトップ、倉庫街のほか、タイの首都バンコクでロケした。

映像で使用する楽曲は、ヒューマンビートボクサー/音楽プロデューサーのSO-SO氏が提供している。

今後も継続して作品を発表していく予定。詳しくは、Instagramにて発表するという。

また、日本在住の制作チーム、監督、DP、映像クリエイターを対象とするコラボレーションキャンペーンとして、レンズ貸し出しを実施する。応募期間は、2024年2月26日(月)~4月30日(火)。

ATHENA PRIME LENS
飯塚直

(いいづか なお)パソコン誌&カメラ誌を中心に編集・執筆活動を行なうフリーランスエディター。DTP誌出身ということもあり、商業用途で使われる大判プリンタから家庭用のインクジェット複合機までの幅広いプリンタ群、スキャナ、デジタルカメラなどのイメージング機器を得意とする。