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FUJIFILM X-H2/X-H2Sが更新…FT-XH組み合わせ時のリモート録画機能を改善など
2024年1月23日 12:02
富士フイルム株式会社は1月22日(月)、ミラーレスカメラ「X-H2」「X-H2S」および、ファイルトランスミッター「FT-XH」の最新ファームウェアを公開した。
各バージョン番号は次の通り。なお、「X-H2」および「X-H2S」の更新内容は共通。
X-H2:Ver.3.10
X-H2S:Ver.5.10
FT-XH:Ver.2.10
X-H2とX-H2Sの主な更新内容には、FT-XHとの組合わせにおける、リモート録画機能の接続方法や表示機能の改善が含まれている。FT-XHはそれに合わせたアップデートとなっている。
更新内容
Ver.3.03からVer.3.10への変更内容
追加、変更される下記項目1、2、3については、X-H2 New Features GuideとX-H2 ネットワーク/USB機能編をご覧ください。
X-H2 New Features Guide
X-H2 ネットワーク/USB機能編
- 動画モードの「タイムコード設定」に「タイムコード同期設定」が追加され、外部機器とタイムコードを同期することができるようになりました。
これにより、ATOMOS社のAirGluアクセサリー(UltraSync BLUE)とのBluetooth経由での接続が可能となります。また、UltraSync BLUEからタイムコードを取得することで、複数台(最大6台)のカメラとタイムコード同期が可能となります。- ファイルトランスミッターFT-XHとの組合わせで、リモート録画機能の接続方法や表示機能が改善されました。
1) リモート録画機能を使用する際、カメラに表示されるQRコードをタブレットのカメラアプリで読み込むことでMACアドレスやIPアドレスが自動取得され、簡単に接続設定が行えるようになりました。
2) リモート録画機能に「マルチ」ボタンが追加されました。ボタンを押すと画面表示が4分割され、複数のカメラのライブビューを同時に確認できます。1画面に戻すときは、「シングル」ボタンを押します。
3) リモート録画機能のメニューに「クリーン表示モード」が追加されました。「クリーン表示モード」を選択するとライブビューのみ表示します。
※本機能を有効にするには、ファイルトランスミッターFT-XHのファームウエア更新が必要です。
必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッターFT-XHのファームウエアを更新してください。- カメラとスマートフォンをBluetoothで接続したときに、カメラの表示画面にスマートフォンアイコンとBluetoothアイコンが表示されるようになりました。
- 下記の対象交換レンズとの組合わせにおいて、絞り制御のパラメーターを最適化し、ズーム操作中の露出追従性を向上しました。
【対象の交換レンズ】
XF16-55mmF2.8 R LM WR:Ver.1.30以降
※本機能を有効にするには、必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、交換レンズのファームウエアを更新してください。- その他軽微な不具合を修正しました。
Ver.2.00からVer.2.10への変更内容
1.X-H2SおよびX-H2との組合わせで、リモート録画機能の接続方法や表示機能が改善されました。
- カメラに表示されるQRコードを読み込んで、MACアドレスやIPアドレスを自動取得して簡単に接続を行う。
- 画面表示が4分割され、複数のカメラのライブビューを同時に確認できる。
- メニューに「クリーン表示モード」を追加。
【対象カメラ】
・X-H2Sファームウエア更新 Ver.5.10以降
・X-H2ファームウエア更新 Ver.3.10以降
※本機能を有効にするには、必ずカメラのファームウエアを最新のファームウエアに更新してから、ファイルトランスミッターFT-XHのファームウエアを更新してください。