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ハッセルブラッド、Xシステム用の中望遠レンズ「XCD 2,5/90V」…従来モデルから11%軽量化

株式会社セキドは、Hasselbladの交換レンズ「XCD 2,5/90V」を12月21日(木)に発売する。税込価格は67万1,000円。全国のHasselblad販売店で取り扱う。

ハッセルブラッドXシステム用のAFレンズ。35mm判換算での焦点距離は71mm相当。中望遠の焦点域と美しく柔らかいボケ味の組合せから、クローズアップのポートレート撮影や静物撮影に最適だとしている。

AFには、リニアステッピングモーターと小型軽量のフォーカスレンズ群を採用。X2D 100Cに搭載するPDAF(位相差AF)と組み合わせることでより正確なAFが可能となる。

フォーカシング モジュール

本体にレンズシャッターを内蔵。シャッタースピードは最大1/4,000秒。全速でストロボに同調する。また絞りを絞ることで、レンズシャッターのブレードを使用した8本光条のスターバースト効果が明るい点光源上に生成されるという。

レンズシャッター

コンパクトな光学デザインに、小型軽量のフォーカシングモジュールを採用することで、従来モデル「XCD 3,2/90」から11%の軽量化を図っている。

鏡筒は金属製。ハッセルブラッドのロゴが刻印されている。

主な仕様

  • 焦点距離:90mm(35mm判換算:71mm)
  • フォーカス:オートフォーカス
  • レンズ構成:6群9枚(非球面レンズ1枚を含む)
  • 最低撮影距離:0.67m
  • 最大撮影倍率:1:5.8
  • 絞り:F2.5〜F32
  • フィルター径:72mm
  • 外形寸法:Φ75×95mm
  • 重量:551g(レンズキャップとレンズシェードを除く)
本誌:佐藤拓