ピクトリコプロに「ファインアートラフ」「ホワイトフィルム プラス」が登場

ピクトリコプロ・ファインアートラフ

三菱王子紙販売株式会社は11月1日、ピクトリコの新製品「ピクトリコプロ・ファインアートラフ」「ピクトリコプロ・ホワイトフィルム プラス」を発表。そのほか「ピクトリコプロ・セミグロスペーパー」に新サイズを追加した。

※価格表記は税込

ピクトリコプロ・ファインアートラフ

アシッドフリー原紙を採用した厚手ファインアート紙。発売は11月17日。

マット紙ながら黒濃度、色表現性が高く、水彩画の様な風合いを持つ。凹凸のある面質により、深みのある印象的なプリントが可能という。

アシッドフリー原紙とは、紙の劣化の一要因である薬品「硫酸バンド」「ミョウバン」を使用していない紙を指す。そのため、保存性に優れるという。

ピクトリコプロ・ホワイトフィルム プラス

ピクトリコプロ・ホワイトフィルム プラス

従来品「ピクトリコプロ・ホワイトフィルム」の後継モデル。11月頃からの出荷を予定している。

ホワイトフィルム プラスは業界最高峰という光沢感を実現した鏡面光沢写真用紙。べースに平滑性の高い厚手の白PETを採用する。黒の締まり、鮮やかな色再現を可能とする。

変更点は、厚みが185μmから215μmとなり、紙白が若干変わった。そのほか、2Lの50枚入りと42インチロール品の取り扱いが終了する。

ピクトリコプロ・セミグロスペーパー

表面が半光沢のアート紙。11月10日よりA2サイズが追加される。価格は50枚入りで税込1万8,590円。

厚みのある高白色度の印画紙をベースに採用し、高画質に求められる色濃度・色域に加え、速乾性・耐水性を実現する。半光沢のため、ライティングを気にせず展示できる点を特徴としている。