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Ankerがコラボレーション施策を拡大。“FMVに同梱”や“Snow Peak共同開発のバッテリー”

カスタマーサービスにAIを導入も

渋谷ヒカリエで開催された「Anker Power Conference 2023 Fall」

アンカー・ジャパン株式会社は11月1日、渋谷ヒカリエで新製品発表会「Anker Power Conference 2023 Fall」を開催。その中で、同社の今後の取り組みのひとつ、他社とのコラボレーション展開について発表した。

新製品展示会場の様子

“FMV”や“Snow Peak”とコラボ

同社代表取締役CEO 猿渡歩氏は、「2023年はパートナーと共に成長した」とコメント。日本交通との関係においては、都内5,000台以上のタクシーにAnkerのケーブルを設置。清水建設とは、工事現場の二酸化炭素排出量の削減のため、ソーラーパネルやポータブル電源を使った実証実験を行った。また、品川プリンスホテルとは、モバイルプロジェクター「Nebula Capsule 3 Laser」などを設置した「Anker Room」も企画した。

アンカー・ジャパン株式会社代表取締役CEO 猿渡歩氏

そして今回新たに、富士通クライアントコンピューティング株式会社との連携を発表。14.0型ワイド液晶搭載ノートPCで世界最軽量を謳う、FMVブランドの「UHシリーズ」3製品の同梱品として、Anker製のUSB急速充電器とUSB Type-Cケーブルを選択できるようになった。ノートPCに同梱される一般的な60W出力以上の充電器に比べて、この急速充電器+ケーブルの組み合わせでは約55%の小型化が図られるという。

対象製品はWU-X/H1、WU2/H1(5Gモデルを含む)、WU4/H1の3モデルで、今後拡大する可能性もあるとしている。同梱するUSB急速充電器は、最大65W出力に対応する「Anker PowerPort lll 3-Port 65W Pod」。USB Type-Cケーブルは外装にシリコーン素材を使用した「Anker PowerLine Ⅲ Flow USB-C & USB-C ケーブル 1.8m」。

左側にAnker製充電器+ケーブル、右側に従来の充電器を置いて天秤にかけた様子

このほか、アウトドアブランド「Snow Peak」とバッテリーにおける共同開発を実施。アウトドア用モバイルバッテリー「ギガパワーバッテリー」を発表した。

Ankerのバッテリー技術を搭載した大容量モバイルバッテリーで、容量1万5,000mAhと3万mAhの2モデルをラインアップ。デザインはSnow Peakを象徴するガスストーブ「ギガパワーガス」を踏襲し、“Snow Peakらしいデザイン”に仕上げたという。

左が1万5,000mAhモデル、右が3万mAhモデル

天面と側面にUSB Type-Cポートを搭載。3万mAhモデルは最大出力65Wに対応する。今後Snow Peakから発売予定の「ギガパワーランタン」などを接続することで、キャンプシーンを彩るグッズとしても活用できるとしている。

発売は2024年夏頃。予定価格(税込)は1万5,000mAhモデルが2万4,200円、3万mAhモデルは3万6,300円。

天面と側面にUSB Type-Cポートを搭載。底面には三脚ネジ穴も備えている

カスタマーサービスにAIを導入

11月1日より、同社はカスタマーサポートにChatGPTを活用した新システム「Anker AI Assistant」を導入した。

これまではすべての問い合わせに有人で対応していたため、早朝や深夜、土日祝日など営業時間外においては返答に時間を要すことがあった。また製品数の増加や、複雑な機能を持つ製品が増えたこともあり、回答を待たせてしまうことが多くなったという。

今後は、Anker AI Assistantと有人対応を併用して対応。本システムを導入することで、ユーザーの回答待ち時間や、複雑で有人対応が必要なケースにおける待ち時間も短縮できるとしている。

Anker AI Assistantによる回答例
本誌:宮本義朗