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キヤノン本社内「下丸子の森」が、環境省「自然共生サイト」に認定。生物多様性保全区域として

キヤノン本社(東京都大田区下丸子)

キヤノン株式会社は10月6日、東京都大田区下丸子の本社敷地内にある緑地帯「下丸子の森」が、環境省の「自然共生サイト」認定事業で生物多様性保全区域に認定されたと発表した。

自然共生サイト認定事業は、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする世界目標(30by30)の達成に向け、「民間の取組等によって生物多様性の保全が図られている区域」を国が認定するもの。

「下丸子の森」は緑地面積約3万㎡、約80種類・1,000本近くの木々が植えられている。鳥をテーマとした「キヤノンバードブランチプロジェクト」の活動では、敷地内に飛来する野鳥の定期的な調査、巣箱やバードパスの整備、鳥が好む赤い実のなる木を育てるなどの環境整備を行っており、この取り組みも評価されたという。

「下丸子の森」での野鳥調査
【コンセプトムービー】バードブランチプロジェクト~生物多様性の取り組み~(Canon Official)
本誌:鈴木誠