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ソニー、約243gのフルサイズEマウントカメラ「ILX-LR1」。ドローン搭載向けの業務機

ソニーは、業務用のレンズ交換式カメラ「ILX-LR1」を12月に発売する。市場推定価格は税込46万2,000円前後。ラスベガスで9月5日から開催される商用ドローン展「Commercial UAV Expo」に展示する。

有効約6,100万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと、画像処理エンジンBIONZ XRを搭載するEマウントカメラ。モニター、ファインダー、バッテリーなどを搭載しないことで小型軽量化を実現し、ドローン搭載時の飛行時間や機動性を高めるという。

外形寸法は約100.0×74.0×42.5mm。質量は約243g。小型の箱型設計で背面に端子や操作部を集約。ボディ固定用のネジ穴を6面に配置、底面に三脚ネジ穴も備えた。

カメラの制御は、同社が提供する「Camera Remote SDK」で独自のリモート制御アプリケーションを開発可能。撮影画像とGPS位置情報の紐付け、フォーカス絶対位置指定による再現性の高い撮影などが行えるようになるという。連続撮影は、調査やマッピングに適するという3コマ/秒の定速連写機能に対応。

電源はDCダイレクト駆動(DC 10-18V IN)に対応。ドローンのバッテリーから電源を供給できるという。

本誌:鈴木誠