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GODOX、ワイヤレスフラッシュトリガー「X ProII」にOM SYSTEM/パナソニック用と富士フイルム用を追加
2023年9月4日 10:55
株式会社ケンコープロフェショナルイメージングは、GODOXのTTLワイヤレスフラッシュトリガー「X Pro II」に、OM SYSTEM/パナソニック用(X ProII O)と富士フイルム用(X ProII F)を追加。9月8日に発売する。価格はどちらも税込1万6,280円。
既に、キヤノン(X ProII C)、ソニー(X ProII S)、ニコン(X ProII N)用を発売しており、今回の追加で5種類での展開となった。
1/8,000秒のハイスピードシンクロ、先幕・後幕シンクロモードなどを搭載し、対応各社のTTLオートフラッシュに対応した送信ユニット。各種情報を表示するLCDを採用する。
32チャンネル16グループのマルチチャンネルを備え、99のワイヤレスID設定が可能。最大100m離れた場所からの信号送信に対応する。
予備のチャンネルとIDを自動検索するスキャン機能の搭載により、複雑なワイヤレス環境においても準備時間が大幅に短縮できるという。
また、マルチ撮影機能を搭載したことで、1つのオブジェクトを異なるカメラ位置から同時に撮影が可能となった。
例えば、複数の撮影者で同じライトを共有するといった運用が可能。
TCM機能により、TTLモードからマニュアルモードへ、発光パラメーターを保持したまま瞬時に変換も可能。逆の場合は元に戻るため、適切な露出下で撮影ができる。
着脱は、クイックレバーによるロック方式を採用した。従来のダイヤル式と比較し、スピーディーかつ、安全に固定できるという。
2.4GHzモジュール内蔵のセコニック露出計「L-858」と連動しており、測光後のパラメーターを「L-858」から直接調節が可能。
アプリ(iOS/Android)を利用して、スマートフォンやタブレットからの制御にも対応する(Bluetooth接続)。
シングルコンタクト機能をオプションで提供。連写撮影において、より短い間隔での連続トリガーが可能だという。
主な仕様
- 露出コントロール:各社TTLオートフラッシュ、マニュアルフラッシュ、マルチフラッシュ(FECフラッシュ露出補正=1/3刻みで±3)
- シンクロモード:ハイスピードシンクロ(露出値±3EV、1/3EV刻みで調整可能)、後幕シンクロ
- 送信距離:最大100m(カスタム設定により30mに範囲縮小可能)
- ID:01~99
- チャンネル:32ch
- ワイヤレスグループ:5グループ(A~E)または、16グループ(0~9、A~F ※レシーバー端末がスタジオフラッシュでMモード設定時)
- TCM機能:TTLモード時の発光設定値をマニュアルモードに移行
- ZOOM設定:トランスミッターでZOOM値をAUTOまたは、24~200に調整
- メモリー機能:最終操作から2秒後に設定を保存し、再起動後は保存状態に復帰
- 電源:単3形電池×2本
- 外形寸法:95×62×49mm
- 重量:93g