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1940年代レンズ“スピードパンクロ”の描写を再現した「LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII」

株式会社焦点工房は8月9日、ライカMマウント用交換レンズ「LIGHT LENS LAB M 50mm f/2 SPII」を発売した。カラーはシルバーとブラックとヴィンテージブラックの3色をラインアップ。販売価格(税込)はシルバーが11万8,800円、ブラックとヴィンテージブラックが13万500円。

1940年代のシネマレンズ「Cooke Speed Panchro Series II 50mm f/2」の描写を再現したというMFレンズ。

左からシルバー、ブラック、ヴィンテージブラック
装着例

ダブルガウスタイプの構成に加えて、ランタンフリントガラスを使用したシングルコート仕様のレンズを採用。オリジナルに近い光学性能を実現することで、現代のレンズと異なる描写が楽しめるという。

鏡筒には、オリジナルを彷彿させる二股形状のフォーカスレバーと直線基調のデザインを採用している。本体の素材は真鍮。

フォーカスレバーは付け替え可能

また、UVフィルターを内蔵し、前玉を保護しながらNDフィルターや、特殊効果フィルターの脱着を可能としている。

レンズフード、内蔵UVフィルター、交換用フォーカスレバーが付属する。

サンプル写真(提供:焦点工房)

主な仕様

  • フォーマット:35mm判フルサイズ
  • レンズ構成:5群7枚
  • フォーカス:MF
  • 最短撮影距離:0.7m
  • 絞り:F2〜22(絞り羽根:11枚)
  • フィルター径:43mm
  • 外形寸法:Φ51×55 mm(突起部およびマウント部除く)
  • 質量:約350g
本誌:佐藤拓